こんにちは。毎年1月に人間ドックを受診するのが恒例になっている私ですが、今年は2025年1月31日に受診してきました。もともと高血圧、尿酸値高め、心房細動、高脂血症と、なかなかの健康状態でして、毎回看護師さんに言い訳しながらの受診です。
そんな私に、受診から一週間もしないうちに病院から電話がかかってきました。異常な数値が出たときは、緊急で再検査の連絡がくるのですが、不健康な私は「またかー」くらいの気持ち。いつもなら中性脂肪の異常値だろうと思っていたら、今回はなんと「糖尿病の疑いがあります」とのこと。

え?私が?糖尿病?なんで?
身長178㎝、体重88.5㎏。確かに太ってるけど、甘いものもジュースも普段から飲まないし、間食なんてしない。朝と昼は奥様に作ってもらったおにぎりを2つずつ食べ、夜は酒飲んでつまみとご飯食べるだけ。私が思ってた糖尿病のイメージは、甘いものやジュースを大量に摂ってる人たち。私はそんな人間じゃないぞ。
とにかく、言われるがままに病院へ。新たに「糖内分泌科」という未知の科に足を踏み入れました。対面するなり先生からあっさり「糖尿病ですね」と淡々と告げられ、「あ…そうですか…」としか返事ができない私。2025年1月31日のデータを見せられ、血糖は240(基準値70-109)、HbA1cは10.7(基準値4.6-6.2)と、まぎれもなく糖尿病。(※ほかにもヤバい数値はあります。)

そこから糖尿病がいかに恐ろしい病気かを、資料つきでたっぷり説明され、私は完全にビビりました。思い返せば、確かに夜中にトイレに2回も起きるし、やたら喉が渇いて口が乾く…。でも「糖尿病の症状ですよ」って言われないと気づかないもんなんですよね。年取ったからだと思ってました。


子供たちも成人したし、死ぬのは構わない。でも治療費がかさむのは困るので、ここは本気で食生活を改めるしかない。朝と昼のおにぎりは1つずつに減らし、夜はお米や麺類は食べない。いわゆる糖質制限です。
処方された薬はジャディアンス。糖を尿として排出するらしいです。薬のおかげで今まで通りの食生活でも痩せていくそうですが、“お腹が空く”のがつらいところ。食べてしまったら台無しなので、とにかく耐えました。
実は以前も糖質制限ダイエットをやったことがあるので、その要領でお米・パン・麺類を極力カット。代わりに肉や野菜、そして卵を大量に食べて満たす作戦にしました。卵はダイエットの神食と聞いていたので、二日で10個食べる日もあったくらいです。
そして3月31日の血液検査。体重も減ってきてるし、これはイケるだろうと期待。血糖は240から115に、HbA1cは10.7から7.2まで減少!やった!…と思ったのも束の間、悪玉コレステロールは120から173に急上昇。(※ほかにもヤバい数値はあります。)

結果、また薬が一つ追加に。原因を考えたら、卵の食べすぎだろうとしか思えません。誰だ、「卵はいくら食べても大丈夫」って言ったのは!。さすがに反省して、卵は一切禁止にしました。体重はあまり減らなくなったけど、もう仕方ないです。
そしてGW明けの5月7日、血液検査へ。GWは気が緩んで暴飲暴食してしまい、「絶対今回はダメだろうな…」と諦め気分でしたが、なんと血糖は88(基準値70-109)、HbA1cは6.6(基準値4.6-6.2)、悪玉コレステロールは107にまで減少!やっぱり卵かい!(※ヤバい数値はほかにもあります。)

この先も糖尿病とは付き合っていかないといけないのでしょうが、約半年やってみて、ただただ「面倒くさい病気だなぁ」というのが正直な感想です。
これからも糖尿病についての経過報告をさせて頂きます。同じ症状のある方、一緒に健康第一で頑張りましょう!
失礼します。