2024年9月14日、兵庫県の姫路城に行ってきました。
姫路城前の城南線を車で走っていると、城下町っぽい建物が並んでいて、風情を感じながらお城に近づいていく感じがたまりません。

姫路城前交差点を通過すると、きれいなお店がずらりと並んでいて、観光地ムード全開です。

大手前駐車場に駐車します。3時間以内であれば¥600。

駐車場はなかなか混雑。

大手前駐車場に車を止めて、さっそく姫路城へ向かいます。

すると、好古園前交差点の横断歩道を渡った先に、思いがけず和船乗り場を発見。予定にはなかったけど、せっかくなので乗ってみることにしました。

大人一人¥1,500で、約30分間の乗船。次の出発まで10分ほどの待ち時間があり、和船がゆらゆら浮かんでいる様子に期待感が高まります。


乗船前にはライフジャケットをしっかり装着し、靴を脱いで下駄箱へ。


笠はヘルメット代わりで必ずかぶるように言われ、安全第一の雰囲気です。

和船は畳敷きで座布団もあって、雰囲気がすごく良い感じ。

いざ出発すると、時速約3㎞のスローなスピードで、お城の内堀の南側を回っていきます。

途中、はの門櫓や算木積みの石垣をガイドさんが教えてくれて、姫路城の防御の工夫や歴史のエピソードに感心しました。


算木積みは関ケ原の戦い以降に作られたそう。

内堀だけで10万トン以上の石が使われていると聞いて、なんだか想像もつきませんが・・・驚きです。

大手門や桜門橋をくぐる場面では、江戸時代や明治時代、平成の改修まで語ってくれて、建物の変遷を知ることができました。

桜門橋の下を和船でくぐります。

途中で姫路市立動物園が見えてきて、ここは今でも子供¥50、大人¥250で入れるとか。お得すぎる…!

そして和船からしか見ることが出来ない、姫路城大天守の景色は本当に格別。静かな水面に映る天守の姿はまさに絶景で、心に残るひとときでした。


和船を降りたあとは徒歩で再びお城を目指します。

先ほど和船でくぐった桜門橋を渡ります。

大手門をくぐると、大天守の姿がますます迫力満点で迫ってきます。


途中のお土産屋さんは外国人観光客向けの品が多かったのでスルー。

入城券を購入。大人一人¥1,000。


いよいよ入城です!

坂道はなかなかきついけれど、歴史を感じながら歩くとそれすら楽しく感じますね。

城内では「にの門」や「はの門」など、歴史の要所を見学しながら歩きました。


大天守が間近に迫ってくると、まるでタイムスリップしたような気分。

お菊井戸など、播州皿屋敷の伝説のスポットにも立ち寄りました。



出口近くのお土産屋さんは冷房が効いていて、ちょっとしたオアシス。ホッと一息つきながら、今日一日を振り返りました。


姫路城はもちろんのこと、和船体験で新たな視点から歴史を感じられたのがとても印象に残りました。和船に乗らないと見られない景色があるので、行く機会があればぜひおすすめです。
それでは、次の旅でまた新しい発見をしていきたいと思います。みなさんも、姫路城へ行ったらぜひ和船に挑戦してみてくださいね!
失礼します。